『廣韻』所収の全ての漢字・音節を韻図形式で表示します。
ある漢字について、その中古音体系における等韻学的位置、またそこから推定される上古の音価を表示します。また、姉妹ページ「切韻諸本輯覽」へのリンクにより、現存する『切韻』諸本のテキストを見ることもできます。
韻図の基本的な体裁は辻本春彦『廣韻切韻譜』に拠っています(「切韻譜」形式)。『韻鏡』の形式でも表示できますが、転図の構成、個別小韻の配置(音韻の認定)は『廣韻切韻譜』に準じます(とくに三等AB類、廢韻の配置、また唇音音節の配置(開合のどちらに置くか)などが『韻鏡』と異なります)。